津田 紘彰です。
引っ越しをした際、何が嬉しかったって…
久しく読んでいなかったたくさんの本が奥の部屋から大量に出てきたこと!(笑)
嬉しくて嬉しくて、片っ端から速読しながら学びを新たにしています。
妻曰く、「息するみたいに本読むよねー」(笑)
その中でも、とびっきりの一冊、
佐藤富雄先生の
『運命は「口ぐせ」で決まる』
私がYouTubeやSNSでもよく話している、
昔ありがとうを3000万回くらい言ってみたとか、
『言葉が人生を変える』
『言葉の持つ不思議なエネルギー』について体験し、
様々な本を読みあさっていた頃に出会った一冊。
今日はその中でも珠玉の一節をご紹介致します。
たとえば
女性が二人で話していたとします。
そこでAさんがBさんに
「Bさん、いつもきれいねぇ」
と言ったとしたら、
この言葉は誰に反応するでしょうか。
「きれいねぇ」と言われたBさんに反応するように思われますが
実は違います。
Bさんのことを褒めているにもかかわらずその言葉はAさんに反応するのです。
つまり、言葉を発したAさんの脳が「きれい」という言葉を読み取り、体に表現するのです。
ということは、褒められたBさんよりも、褒めたAさんのほうが
美しく、きれいになるということです。
このように考えると、言葉は使った人にご利益があるということがわかります。
これは、どのような場合にも、どのような内容にも当てはまります。
ですから、美しくなりたいと思うのならまわりにいる人を褒めまくればよいのです。
しかし、人を傷つけるような言葉や、呪うような言葉を使えばそれも自分にはね返ってきますから日頃からいい意味をもつ言葉を使うように心がけるといいでしょう。
自分がいい気持になれる言葉こそ、自分を高めていくのです。
こういうふうに、どんなことであっても、言葉にして出したことは全てそれを発した人間に返ってくるのです。
そう考えると、言葉というのは怖いものだということがわかります。
ここでもうひとつ大事な点は、褒められたBさんにも実は少しだけご利益があるということです。
それはどういうときかというと、褒められたBさんがその言葉を本気にしたときです。
ここが大事です。
本気にして信じると、Bさんにも3割ぐらいのご利益があるのです。
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脳科学の世界では、『脳は主語を理解できていない』とよく言われます。
相手に言った言葉、相手に言われた言葉、全て自分のこととして捉えてしまう。
相手に言われる言葉にもエネルギーがありますが、一番強力なのはやはり「自らが発した言葉」。その言葉を一番近くで聞いているからです。
どんな言葉を使うかが人生を決める。
これは私の、心からの実感です。
上記の佐藤富雄先生曰く、
『言葉は、あなたの運命さえも動かしている』
今日も優しい言葉、
力強く勇気づける言葉、
たくさん使っていこう。
どうか今日も素晴らしい一日となられますように。