【ストレスの数値化】メンタルの不調をきたす可能性を予測する⁉️

➖➖➖➖➖➖ 周りから見れば、ストレスと感じることでも、
大好きなことをしている本人にとってみれば、
感じないこともあります。

逆に、結婚など、一般的に「嬉しいこと」「誇らしいこと」
でも、その人にとってはストレスになったりします。➖➖➖➖➖

社会的再適応評価尺

アメリカ ワシントン大学のHolmes(ホームズ)らが1968年に開発した、ストレスのランキングとされる #社会的再適応評価尺度 を

これは、376人のアメリカ人を対象として、個人が感じるストレス(正式にはストレッサー)を、他のライフイベントを0〜100までのストレス値で表したものです。

ライフイベント =生活上の出来事法と呼ばれています。

これをみると身近な人の死、夫婦トラブル、会社の変化(倒産、転職)は大きなストレスになっていますね。

また、Holmesは体験したライフイベントの回数×ストレス値の合計が300点以上になると、79%の人に疾患の症状が見られるとしています。

Holmesと共同研究したRaheは3ヶ月〜半年間に体験したライフイベントの回数×ストレス値の合計が高ければ健康状態が損なわれている可能性が高いとしています。

ストレス状態を把握する良い指標になるかもしれません。

社会的再適応評価尺度

・愛している配偶者の死亡:100

・愛情のある配偶者との離婚:73

・愛情のある配偶者との別居:65

・刑務所に収監・懲役への服務:63

・家族の成員の死亡:63

・怪我もしくは病気をする:53

・結婚:50

・失業・解雇:47

・不本意な配偶者との関係(より)を戻す:45

・退職:45

・家族の一員の健康上の変化:44

・妊娠:40

・性生活上の問題:39

・家族の数の増加:39

・職業上の変化(職場の異動・配置換え):39

・経済上の変化(大金の出費など):38

・親友の死亡:37

・転職:36

・夫婦げんかの頻度の変化:35

・1万ドル(100万円)以上の借金:31

・物件の抵当流れ:30

・職責の変化:29

・子どもの自立による孤独:29

・配偶者の家族の人とのトラブル:29

・目だった業績や表彰:28

・配偶者の就職・失業:26

・子どもの入学・卒業:26

・生活環境の変化:25

・嗜癖・習慣の変化(酒・タバコをやめるなど):24

・上司とのトラブル:23

・勤務時間・条件の変化:20

・転居・転校:20

・レクリエーションの習慣の変化・宗教活動の変化:19

・社会生活の変化:18

・1万ドル以下の借金:17

・睡眠のパターンの変化:16

・家族の集会の頻度の変化・食習慣の変化:15

・休暇:13

・クリスマスや正月の季節:12

・法律の軽微な違反:11

過去一年間に自分に起きた出来事を振り返って、


その点数の合計得点が、300点以上ならば約80%の確率で
なんらかの病気になったそうです。

200~299点で50%の確率で健康上の問題が起きたとの
結果が出ています。

社会的再適応評価尺度

ぜひ一度、ご自身で何点か
チェックしてみてくださいね。

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