今日は『日本と世界を変える方法が【古事記】に記されていた…』というエピソードをご紹介したいと思います。
ご存じ古事記とは1309年前に編纂された、
皇室に繋がる日本の正史で日本の最も古い神話とされ、日本人にとって大切な道徳観、生きる道筋を著したものですが、
その中に、イザナギノミコト(男性)とイザナミノミコト(女性)という夫婦の神様が出てきます。
奥さんのイザナミが不慮の事故で亡くなって死者の国にいってしまった後、
旦那さんのイザナギは嘆き悲しんで黄泉平坂(よもつひらさか)という死者の国につながる道を降りて奥さんを探しにいくのですが、
奥さんは既に死者の国の食べ物を食べて身体中にウジが湧き、元の姿に戻れなくなってしまいました。
「み~た~な~」と言って追いかけてくるイザナミと悪霊たち。
イザナギは逃げながら、途中に生えていた桃の実を投げつけて、それを悪霊たちがむしゃむしゃ食べている間に一気に死者の坂を駆け上がり、
地上世界に戻ってきてから川で禊(みそぎ、身を祓い清めること)を行った時、大切な神様である天照大神も誕生しました…その後イザナギはもっと偉大な神様、イザナギノオオカミになりました…
というくだりが出てきます。
奥さんの身体にウジが湧いていた、というのは、大和言葉でいうとウ(生み出すと同時に破壊する力を表す。つまりウは侵略や殺戮を厭わない『西洋文化』を表すことがある)の、ジ(地)、
つまり死者の国の食べ物を食べてウジが湧いた、とは『西洋の間違った文化に触れて、元に戻れなくなった状態』を表しています。
見たこともない悪霊が追いかけてくる、というのは今回のコロナとも重なりますが、
『桃を投げて』の桃とは百(もも)、五十音図それぞれに割り振られた五十柱の神様&それを運用するハタラキの五十柱の神様、足して百の『言霊百神』、つまり言霊を正しく使う様子を表します。
古事記のこのエピソードが教えてくれるのは、
『今こそ日本人が中心となり、日本語の持つ言霊の力をきちんと使って、人間のレベルを上げること(坂を登る)。素晴らしい世界を生み出すこと』
の象徴でもある、と言われています(^^♪
誰が首相になろうとも、主権は常に私たち国民にあり、国民一人一人の徳性こそが国の大黒柱でもあると思っています。
今日はどんな希望に満ちた言葉を心に描き、口にしていきましょうか。
共に素晴らしい未来を。
いってらっしゃい。