強い不安、悩み、ストレスを抱えることは多くの人に共通する問題です。
厚生労働省の労働安全衛生調査(実態調査)によると、「強い不安、悩み、ストレスはありますか?」という質問に「ある」と答えた人はおよそ58.3%に上り、半数以上の労働者が強いストレスを感じていることがわかります。
相談の効果
「強い不安、悩み、ストレスを相談できる人はいますか?」という質問に対して、91.8%の人が「いる」と答えています。
実際に相談した人に「相談して解消されましたか? 解消しないまでも気が楽になりましたか?」と尋ねたところ、「解消した」という回答は31.7%、「気が楽になった」という回答は60.3%でした。
つまり、約9割の人が相談することで不安が解消されたり、少なくとも気が楽になるという効果を感じています。
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相談の重要性
不安や悩み、ストレスを抱えているとき、誰かに話すことで気持ちが整理されたり、発散できたりする効果は非常に大きいです。
話すことにより、自分の頭の中が整理され、ストレスの緩和に非常に効果的であると考えられています。元気な時も病気の時も、話すことは大切です。
良い相談相手を見つける
日頃から自分が話すべき人を決めておくことが重要です。いいカウンセラーは、あなたの頭の中のこんがらがった紐を解くように、あなたの話を上手に聞いてくれます。
アドバイスをしてくることもありますが、そういう人よりも、ただ「うん、うん」とあなたの話を聞いてくれる人を見つけるべきでしょう。
まとめ
不安や悩みを抱えたときに話せる相手を見つけることは、心の健康にとって非常に重要です。
誰かに話すことで気持ちが整理され、ストレスが軽減される効果があります。
特にアドバイスをするよりも、ただ聞いてくれる人を見つけておくことが大切です。