ラポールとは
心理学の用語からきたフランス語で、カウンセリングの時にカウンセラーと患者の間に信頼関係ができていることを指す言葉
今ではビジネスの中や普段の生活の中などで人間関係を構築するときにも幅広く使われている言葉となっています。
(ラポール形成)
ラポールが築けると警戒心がなくなり、相手が不利益を与える存在ではないということを確信することで、コミュニケーションが #心理的に安心できる 状態でとれる。
ラポールを築くためのコツ3つ
1:相手の価値観を知る
価値観を知る
相手が大切にしている価値観は、仕事、家庭、経済、人間関係、お金など、さまざまな場面で常に #大切にしているもの 、それらを知ること。
2:相手のメタプログラムの傾向を理解する
その人の #考え方のクセ のような本人の自覚がない無意識のプログラムのことを、メタプログラムと言います。
主体性、#方向性、分類され、それぞれにまた2つのタイプがあります。
3:相手のタイプに合わせてアプローチする
人は情報処理をする際には3つの癖
タイプに合わせてアプローチすることが大切で、#視覚タイプ、#聴覚タイプ、#身体感覚タイプ に区分されています。
ーーーー人間関係をつくることがとても大切なことで、上手にラポールをとれると信頼をとりやすい関係になります。ーーーー
ラポール形成を築く
メリットとデメリットをいくつか挙げてみました。
メリット:
- 信頼関係の構築: ラポールを築くことにより、相手との信頼関係を構築することができます。信頼関係があると、コミュニケーションが円滑に行われ、意見や情報の共有がしやすくなります。
- コミュニケーションの効果的な遂行: ラポールを持つことで、相手との共通点や興味関心を見つけやすくなります。それにより、お互いの意見を尊重し合い、円滑なコミュニケーションが可能になります。
- 協力関係の形成: ラポールを構築することで、相手との協力関係を築きやすくなります。協力関係があると、目標達成や問題解決がしやすくなります。
デメリット:
- 自己主張が難しい: ラポールを重視するあまり、自分自身の意見や感情を主張することが難しくなる場合があります。相手との関係を優先するあまり、自己表現が抑制されることがあります。
- 偽りやすさ: ラポール形成を重視する場合、相手の好意を得るために自分自身を偽ることがあるかもしれません。しかし、長期的な関係を築く上では、本当の自分を出せることが重要です。
- 偏りやすさ: ラポールを築く際、相手との共通点や好意を重視する傾向があるため、意見の相違や対立が生じた場合に、うまく対処することが難しくなるかもしれません。
ラポール形成は、相手との関係を円滑にするための有効な手段ですが、状況や相手によって適切なバランスを保つことが重要です。
自己表現や自己主張を抑えることなく、相手との信頼関係を築くよう心掛けましょう。