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hiroyukika3 (ひろゆきか〜)愛とお金のセラピスト
2025年6月9日 06:45
「 足りない 」と感じた瞬間、人は動き出す。
トイレットペーパーであれ、米であれ、お金であれ——。
#令和の米騒動
#令和のトイレットペーパー騒動
あれもこれも、「 #無くなるかもしれない 」という欠乏感が呼び水となって、
人は #買いだめ に走り、市場から一時的には消えるが、落ち着いて来ると、店頭には“余るほどの #山積み ” ができる。

「足りない」と思う心が“ #欠乏感 ”を生み、それが執着や浪費を招く結果、余計なものが( 必要以上に )手元に残る。

#欠乏感の心理 (Scarcity Mindset)
• 人は「無くなるかもしれない」と思うと、その対象を過剰に求めてしまう傾向があります。
• 欠乏感は注意資源を奪い、視野を狭くし、 長期的な判断力を低下させる と心理学者センドヒル・ムッライナタンが指摘しています。
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この現象、実はモノだけじゃない。
同じことが「お金」にも起きている。
「将来が不安だから」「老後が心配だから」と、
節約・資産防衛に励み続け、ほとんど使わずに亡くなる人が増えているという。
つまり、「 #足りない 」と思って貯め続けた結果、
最後には“ #使いきれず に余ってしまった”
「足りない」は「余る」につながる。
しかもその余りは、誰の役にも立たずに終わることがある。
📊 高齢者の「使い切りたい」と「実際には使わない」乖離
🔹 「財産を使い切りたい」が3割超も…
内閣府の「2024年度 経済財政白書」によれば、高齢者の34%が「生きている間に財産を使い切りたい」と思っている一方、現実には蓄えが減っていないという調査結果が出ています 。
🔹 85歳を過ぎても資産がほとんど減らない
• 60~64歳で平均1,838万円をピークに蓄積
• それから21年後、85歳以上でも1,500万円強を保持。年齢経過でわずか約300万円の減少 。
• 要するに、年金収入や就労で生活できており、老後資金の取り崩しは「非常に限定的」にとどまっているというのが結論です 
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老子は言った——「 #足るを知る者は富む 」。
「もうこれで十分」と感じた瞬間、人は豊かになる。
逆に言えば、どれだけ持っていても「 #まだ足りない 」と思ううちは、
それは 永遠に満たされない空虚 なのだ。
だからこそ、問い直したい。
本当に足りないのか?
それとも、もうすでに余るほど持っているのでは ❓❓❓
使わずに残す“ #安心 ”も、
使って生きる“ #喜び ”も、
バランスを欠けば、
どちらも“ #もったいない ”
「 #足りないは余るなり 」——
これは、恐れと欲のループから抜け出すための、静かな警鐘かもしれない。

🔚 結論:不安が「過剰な余り」を生む
「足りない」と感じる心が、実は「余らせる」原因をつくっている。
経済的にも心理的にも、「足るを知る」ことは、資源の循環にも、自分の幸せにもつながる。

愛とお金のセラピスト(ひろゆきか)の #カウンセリングノート
@hiroyukika.3
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一般社団法人 日本コーチカウンセラー連盟
公認 シナジーコーチカウンセラー
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