一つの言葉は、奇跡を呼ぶ。
下記は、コピーライティングやマーケティングでよく例題であげられるクイズです。
ニューヨークのある物乞いの首に下げた首には【私は目が見えません】
と書いてありました。
彼の前には施し用のアルミのお椀が置いてあるのですが、通行人はみんな素通りして行きますから、お椀にコインはいつもほんのわずかしか入っていませんでした。
ある日、アンドレ・ブルトンという詩人が『その札の言葉を変えてみたらどうか』と話しかけました。
物乞いは「旦那の随意に」と。
ブルトンはある、新しい言葉を書きました。
その日からというもの、通行人たちから物乞いに慰めの言葉がかかるようになり、お椀にコインの雨が降りそそぐようになりました。
その金額、以前の9倍以上。
さて、ここで手を止めて、一度考えてみてください。
あなたなら何という言葉を書きますか。
相手の心を動かす言葉とは…?
【以下、正解】
「旦那はなんと書いてくださったのですか」。
下げ札にはこう書いてあったのです。
【春はまもなくやってきます。
でも、私はそれを見ることができません】
___________
相手の心に、絵を描かせることができるか。
ただ特徴を語るのではなく、
相手がプラスやマイナスの未来を、きちんと思い描くことができるか…
文章で言えば描写力、そして説明ではなくエピソードを多く盛り込む。
スピーチやアドバイスをする場面なら、セリフや擬音語も多用しながら、
相手の頭ではなく『感情』を動かしていくこと。
コピーライティング、コミュニケーション、スピーチ。
或いは私がコーチカウンセラーとして相手自身が人生を前に進む行動がとれるよう、
いつも心がけていることです。
部下へのアドバイス、友だちへの助言、子育てにも役立ちます。
使ってみてくださいね(^^♪
今日も幸せをお祈りしています。
いってらっしゃい。