おかえりなさい(^^♪今日も元気でいてくれてありがとう。
今日は、あまりにも素晴らしい映画についてシェアさせて下さい。
たまたま目に入ってきた映画。
《荒野に希望の灯をともす》
2019年、悲しいニュースが日本を駆け巡った。
アフガニスタンで長年、無医地帯で診療所を建設しながら医療に従事した中村哲さんが凶弾に斃れた、と。
しかし日本で中村医師について大々的に取り上げるメディアは少なかったように思う。
中村医師は医療の傍ら、これらの病や飢餓が干ばつによる水不足と栄養失調が病気の背景にあることを知り、
建設業は全くの素人ながら自らユンボに乗って現地の人々と手を取り合い、砂漠に広大な用水路を創設。
【テロとの戦い】を掲げ、タリバンを匿っているという大義名分の元、アフガニスタンに空爆を続ける米軍機が上空を飛び交い、
時には機銃掃射を受けながら完成した用水路の周りには青々とした緑がよみがえり、作物が育って100万人以上の命を支えた人。
『彼らは殺すために空を飛び、我々は生きるために地面を掘る』
『どんなに辛いことがあっても、死にたくなるようなことがあっても、ひとりでも欠けることなく、みんなが生きていかなければ』
『『信頼』は一朝にして築かれるものではない。利害を超え、忍耐を重ね、裏切られても裏切り返さない誠実さこそが、人々の心に触れる』
『今こそ、希望を守り育てるべき』
中村医師の魂に触れ、日本人としてどう生きるか。
志も新たに妻と素敵な時間を過ごすことができました。
ぜひご覧になってみて下さい。
以下は、各界の著名人の推薦文です。
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中村哲さんの魂が、混迷した時代に、進むべき道を指し示す。
自ら動き、戦争の愚かしさを訴え、人々の命に光をあてる。圧巻だ。
アメリカの軍用機が飛び交う中、命の河を掘り進める。
その20年にわたる記録を撮り切った撮影隊にも敬服する。
今、全ての人が見るべきドキュメンタリーだ。
塚本 晋也
映画監督・俳優
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中村先生のコトバ一つ一つに魂を感じては泣いた。
『自分の出来ることを、する』
もがきながらも、突き進む姿。先生の眼差しの先にはいつだって『ひと』がいる。
今の時代に、今の私たちに、必要な助言が溢れている今作。
『先生、今の時代をどうみていますか?正直、生きてて欲しかった。』と最後に何度も呟いた。
サヘル・ローズ
俳優・タレント
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人間は、街や村を破壊し、無数の人々を不幸のどん底に落とすことができる一方で、砂漠に水を引き、緑を蘇らせ、無数の人々に幸福をもたらすこともできる。
すべては私たちの選択にかかっている。
私たちは中村医師に続かなければならない。
この映画を全世界のあらゆる人に観てほしい。
特に権力のある政治家たちには必修にしたい。
想田 和弘
映画作家
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アフガン無医村での診療や治水事業に献身した中村哲の半生を描くドキュメンタリー。
「平和は戦争以上に積極的な力でなければならぬ」という信念の下、圧倒的不平等に対する義憤は、誠実な“仁義の人”を突き動かし続けた。
人の本源的な姿が胸を打つ、素晴らしい一本。
中川 敬
ミュージシャン/ソウル・フラワー・ユニオン
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人間が人間を信頼する、その原初的な姿を、土埃が舞う地表に見た。
戦闘機からは、ヘリコプターの上からは、人間は見えないのだ。
武田 砂鉄
ライター
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この映画を観て、ともに考えよう。
「中村さんよくやったね」「大変でしたね」の、その先を。
安田 菜津紀
認定NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト
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自然の力は、人間の計らいを簡単に凌駕する。
コントロールしようとすればするほど、人間に刃を向けて来る。
私たちが身につけるべきは、自然にうまく沿いながら、その豊饒な恵みを受け取る方法だ。そこに崇高なものへの信仰が生まれる。
中村哲は、活動そのものが祈りであった人だ。
重機を動かすハンドル操作やつるはしを大地に穿つ一挙手一投足が礼拝となり、大地の力を呼び醒ます。真の平和とは何かを静かに問いかける作品だ。
中島 岳志
東京工業大学 教授
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十数年前に中村哲医師の著書を読んで、僕の人生は変わりました。
私たちは自分だけでなく、他者のために生きることができる。そう信じて疑わないのは、彼と同じ時代を生きたからです。
彼がアフガニスタンの荒野を緑に蘇らせたのと同じ姿勢で、私たちもこのこんがらがった社会や世界に挑まなければなりません。
途方に暮れるような困難が目の前にあっても、この映画が、彼の歩んだ道のりが、何度でも僕の背中を押してくれます。
後藤 正文
ミュージシャン/ASIAN KUNG-FU GENERATION
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今日も胸を張って参りましょう。
心から、幸せをお祈りしています。
いってらっしゃい(^^♪