【衝撃体験】エピソード!僕が一番救いたいのは…

『それでも、生きてきてよかった』と思える人生を応援します。

自己肯定感アニキ 津田紘彰です。



僕が大尊敬する心友で、僕のYouTubeにも出演してもらった講演家・出版プロデューサーの『かっちゃん』こと田中克成さん。

田中克成対談.jpg





彼はかつて、人を救うために友の書いた本をリヤカーに積み、全国を3年かけて14000冊を売り歩いたという男です。


かっちゃんのその活動は当時、テレビやラジオでも多く取り上げられて話題になっていました。


毎日毎日、路上生活をしながら集まってくれた人にこの本の価値を語りかけて買ってもらう。


家族とも離れ、友の志を応援するために歩み続ける日々を送っていました。



そんなかっちゃんから、

僕が衝撃を受けた話をぜひシェアさせて下さい。


…………………………… 



かっちゃんがリヤカーで旅をしている時、ある有名人の友だちがネット掲示板で誹謗中傷を浴びることになってしまい、その友だちをかばうためにかっちゃんはネット上で彼に加担しますが、すると今度はかっちゃんが炎上。



なんなんだお前、


気持ち悪いんだよ。


しゃしゃり出てくるな。


リヤカー?乞食みてえなことしてんじゃねえよ。


怪しい奴、宗教か?


こいつ子どももいてこんなことしてるらしいよ。


あー良かった、こんなやつの子どもに生まれなくて。


こいつ、後ろから車で轢いてやりたいね。




目を覆うばかりの誹謗中傷と、

挙句の果てにはかっちゃんの歩いているコースを特定してさらし、

怪しいやつがいる、と警察に通報したり、

あいつは暴力団関係者だと嘘をばら撒いてその地にいられないようにしたり…

当時のかっちゃんは、夜間に襲われるかもしれない、とテントの中で護身のためにナイフを握って眠っていたそうです。


『っていうか、俺、どんなことを書かれてるんだ?』


ある日ふと思い立ち、そのネット掲示板を見てみることにしたそうです。


『うわーこんな風に書かれてるのか、こりゃひどい…』

酷い雑言に心を痛めながら様々な投稿を読み進めていると、ふとあることに気づきます。


『田中克成さー、こいつの子どもに生まれなくてよかった』

『俺もそう思う。いいぞ、もっと言ってやれ!』

こうやって、例えばAさんが書いた悪口に対して、誰かが乗っかる。

するとまたそのAさんと思しき人間が

A『田中克成さー、本当に怪しいよね』

『ほんとだよなー。』

自分の書き込みに大して誰かが応えてくれるのが嬉しくなったのか、更に書き込みが続きます。


A『田中克成さー、こいつって…』



するとその書き込んだAさんに対して、誰かがこんなコメントを載せます。



『いるよねー、こういう奴。自分の意見に賛同してくれる人がいると図に乗ってどんどん悪口書き込むやつ(笑)』

『そうそう、マジキモイ』




ネット掲示板は匿名ではありますが、何となく書き方や時間帯によって、この投稿とこの投稿は同一人物が載せたものだな、ということがなんとなくわかります。



せっかく、かっちゃんの悪口を書くことによって一時的に他者から承認されたAさんですが、

タイムラインを追っていくと、そのAさんらしき人が投稿しなくなっていたことにかっちゃんは気づきます。

『この人、絶対に実生活で居場所がないんだろうな…。人に認めてもらえなくて、つらい思いで日常を送ってんだろうな。俺の悪口を書いてせっかく少しだけ認めてもらえたのに、誰かに批判されてまた居場所をなくしちゃったんだ…』


そしてかっちゃんの心の中にふと湧いてきた思い。

『そっか、俺がこの本を一番届けなきゃいけないのは、このAさんみたいな人なんだ…』





全国には、たくさんのAさんがいる。

人を応援するのではなく、ネットで他者を貶めて自分は優位に立ち、自分の居場所を確保する。

でも実生活では誰にも認められず、きっと味方もいなくてつらい日々を送っているんだろう…



『俺が一番味方にならなきゃいけないのは、この人たちだったんだ』




そうかっちゃんが気づいた日から、不思議なことにかっちゃんを誹謗する書き込みが殆ど無くなっていったそうです。




『ヒロさん、あれは不思議な体験でしたよ…』



そう語ってくれたかっちゃんの笑顔に、目頭が熱くなりました。



『色んな人に本を渡してきたから、その人たちにも届いてるといいんですけどね…』

照れながら笑うかっちゃん。

カッコよすぎるよ…

このメッセージは、かつてあの「ヒロミ」さんやスピードワゴンさんの番組にかっちゃんが出演された時にも語っていらっしゃいますのでもしよろしければ見てみて下さい♪

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