おかえりなさい(^^♪今日も元気でいてくれてありがとう。
私はおにぎりが大好きで、しょっちゅう息子たちにも作ってあげるんです。
シャケ、昆布、梅干し、焼きおにぎり…
また、息子たちがバクバク食べるので、
ひょっとして名古屋で一番おにぎりを握っているおとうちゃんなのではないかと密かに思っているのですが…(笑)
そしてうちの息子たちは父親に似たのか、小学生、幼稚園ながら料理を作るのが大好きで、
休みの日になると『今日はぼくの番！』と言ってはにんじんの炒め物を作ったり、
美味しいポテト焼きを作ってくれたり…
朝の6時過ぎに『おとうちゃ～ん、ぼくがつくったの、食べて！』と布団のところまでわざわざ持ってきてくれて…(笑)
親バカながら、美味しすぎて(笑)
休みの幸せな時間です。
そんな私が以下の文章を読んでしまって…
ぜひシェアさせて下さい。
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【母の味】
ある夫婦がいました｡
その夫婦には一人娘がいました｡
母親は優しく､父親は頑固ながら
家族思いで､三人は仲良く
幸せな暮らしを送っていました｡
しかし娘が中学校入学直前に､
母親が交通事故で亡くなりました｡
それから間もなく娘が
中学校に入学しました｡
中学では給食がなくなり､
お弁当を持ってこなければ
いけなくなりました｡
父親は娘に恥をかかせまいと
朝早く起きて､不器用ながらも
毎朝お弁当を作り､
娘を送り出していました｡
しかし娘が高校生にもなると､
父親のお弁当というのが恥ずかしくなり
｢お弁当はいらない｣
そう言うようになりました｡
それでも父親はお弁当を作りました｡
お弁当に一切手がつけられてなくても､
朝､家の前でお弁当の中身だけが
捨てられていても､
父親はお弁当を作り続けました｡
時が経ち､娘は高校を卒業し短大を経て､
企業に就職しました｡
この間も父親は
お弁当を作り続けていました｡
そして娘は同じ会社の人間と
めでたく婚約し､
退社することになりました｡
そして会社での最後のお昼休み｡
｢今日でお父さんのお弁当も最後かー｡｣
そんなことを思いながら開けると､
そこに一通の手紙が入っていました｡
｢お前に弁当を作ってやるのも
今日で最後だな。
お前が中学に入ってから今日まで
バカみたいに弁当を作ってたのには
訳があるんだ｡｣
｢どうしてもお前に
食わせたかったものがあってな｡
母さんのたまご焼きだ｡
十数年作り続けたけど
マネできなかった､ごめんな｡｣
｢お前には悪いことしたと思ってる｡
みんなが持ってくる弁当と比べたら
色合いも悪かったろう｡
形も変だったろう｡
ただ味には自信あったんだけどな｡
まぁ今日で最後だ｡
味わって食べてくれ｡｣
-父さんより-
娘は思い出しました｡
｢そういえばたまご焼きだけは
毎日入ってた…｣
泣きながら､
父親に申し訳ない気持ちと､
そして感謝の気持ちを込めながら､
娘はたまご焼きを食べました｡
…そして結婚式当日｡
綺麗な式場
豪華な食事
その中に混ざって､
花嫁から父親にあるものが
出されました｡
たまご焼きです｡
父親はきょとんとしながらも
口に入れ､そして涙を流しながら
娘にこう言いました｡
｢…母さんの…
これは
母さんのたまご焼きの味だ｡｣
｢どうして？お前､
母さんの味覚えてたのか？｣
娘も泣きながら､こう答えました｡
｢私はただ､父さんのたまご焼きを
マネしただけだよ？｣
｢お父さん､今までありがとう｡
優しいところも､頑固なとこも､
包丁で指切って
バンソウコウだらけだった指も､
お父さんのたまご焼きも､
全部大好きでした｡
…本当に､本当に
ありがとうございました｡｣
式場は鳴りやまない拍手と､
みんなの泣き声で溢れかえったそうです｡
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朝から読むものじゃなかったなあ…
あれ、視界が…(笑)
『おとうちゃんのおにぎり、サイコー！』と息子たちがほおばってくれる、
その味は間違いなく、母から教わった味。
私も、一度たりとも母のおにぎりやみそ汁と同じ味で作れたことがありません。
あれ以上美味しいものはありませでした。
息子たちにとって、妻が作る美味しい美味しい煮物やみそ汁を『おふくろの味』で覚えてくれているとともに、
私のおにぎりの味も少しだけ覚えていてくれているといいな…(^^♪
あと何回、父母と食卓を囲めるだろう。74歳になる父も段々弱ってきました。
家族と一緒に食卓を囲める幸せな時間も、自分が思っているほど多くはないかもしれない。
あと何回？トータルすると何時間？
愛おしい時間を大切に、共に味わうごはんを大切に。
今日も幸せをお祈りしています。
いってらっしゃい(^^♪
