【重要】愛され、必要とされる人になる一番大切なこと

『それでも、生きてきてよかった』と思える人生を応援します。

自己肯定感アニキ 津田紘彰です。

おはようございます(^^♪

いつも本当にありがとうございます。


人に愛され、必要とされるひとになるには、

相手の立場に立つこと。

相手の気持ちを考えること。

そんな『当たり前』だけどつい私が忘れてしまいがちな、

大切なことを教えてくれたエピソードをご紹介します。


話は実話で、私はこの話を読むたびに、

「価値観」や「解釈」は人によって違うことを深く感じます。




その子は、生まれながら知恵おくれでした。

幼稚園は、近所の子供たちと一緒に通っていましたが、

小学校に上がると、ちょくちょく学校を休むようになり、

一年生が終わる頃には、全く学校へ行かなくなってしまったそうです。

二年生になっても、三年生になってもその子は、

学校に行こうとはしませんでした。

そして、四年生に上がる頃、父親と、母親が話し合って、

養護学校に預ける事にしました。

養護学校には、寮みたいなものがあって、

勿論、家に帰る事はできませんでした。

四年生で入ったその子は、一年生の学習から

始めなければなりませんでした。

専門の先生が、主要教科を一対一で丁寧に教えていきました。

その日習った新しい事を、毎日毎日、

その子は母親に電話で報告していました。

ほんの少しずつでは、ありましたが一年間でその子は、

たくさんの事を学び、覚えていきました。

その子を、ずーっと教えていた先生が、

ある日、算数を教えようとしてお金の問題を出しました。

「ここに、五百円玉、百円玉、十円玉、三つのお金があります。

どのお金が、一番大きなお金ですか?」

と、その子に質問しました。

「十円玉」

と、答えるのだそうです。先生は、

「五百円なのよ」

と、教えましたが、同じ問題を繰り返すと、

どうしてもその子は、

「十円玉」

と、答えてしまうのです。

何度も、何度も、やはり答えは、十円玉だったので、

先生は、

「五百円玉と、百円玉と、十円玉では、五百円玉が、一番たくさんのものが買えるのよ。だから、一番大きいのは、五百円玉でしょ?」

と、言うのですが、

その子が、どうしても違う、十円玉だと言うので、

先生は、

「それじゃ、十円玉のほうが大きいと思う訳を言ってごらん」

と、言ったそうです。

すると、その子は、

「十円玉は、電話が出来るお金。

電話をするとお母さんの声が聞けるの!」

と話したそうです。

_________

本当に相手を大切にするとは、

自分がやりたい方法で大切にするのではなく、

本当に相手が大切だと思っていることを

大切にすること。

僕は、相手の10円玉を大切にできる自分になれているだろうか。


大切なあなたへ。

どうか今日も素晴らしい1日を。

いってらっしゃい。

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